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coolでhot 大真面目に遊び半分 それがいつでも上機嫌になれる塩加減


by lastsalt
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「夏井いつきの吉野句会ライブ」に行って来た。時々プレバトを見て、番組制作上の仕掛けとはいえ、上から目線で才能のあるなしを断言したり、凡人や名人などとレッテルを貼るのはそれほど好きではないが、彼女の俳句指導の切り口の鋭さには感心していた。よく言われる辛口や毒舌は全く感じない。実に的確で的を射て、無駄な言葉も少ない。

今回の句会ライブを体験して、彼女がテレビ以前に地道に培って来られたスキルの高さと俳句愛を感じた。言葉には厳しいが、人には優しい。そんな人柄も伝わってきた。その場の参加者と作り上げるライブ感や一人一人の言葉を掬い上げ、普遍化する即応力は、まさに優れた教師としての不可欠な授業の力量である。

昨年「みんなのとしょかん」で作った句集「軟風」を直接手渡すこともできたし、収穫の多いライブだった。



by lastsalt | 2018-12-22 21:02 | Comments(0)

放射能服毒本



文科省が出してる小学生のための放射線副読本という資料が配布された。カラー刷り22ページの豪華なものでかなりお金をかけている。忙しいし面倒臭いが、無駄に真面目な私の性分として、あるいは立場上、精読させてもらった。児童に自動的に配られるこの冊子、副読本ならぬ服毒本的な内容である。このまんま教科書的に使う教師がどれくらいいるのかはわからないが、とにかくひどいものだ。

前半は、一般的な放射線に関する説明、後半は、福島の原発事故や復興の歩みについて述べ、風評被害やいじめに関しも大きく取り上げている。福島の現状については、改訂版では「無用な心配を引き起こさぬように」という理由で、事実が軽めの表現に書き換えられたようだ。

さらに大臣のメッセージまで寄せられているが、これに至っては笑止。「相手の立場になって思いやりを持って行動する必要です」「こうした友達へのいじめをする側にも、見て見ぬふりをする側にもならず」云々。そのままご自身や国に問い返していただきたいものだ。あなたは一体自分以外の誰の立場になって考えた上でこの文章書いたのですか?一番見るべきものを見て見ぬふりしてるのは誰ですか?

そもそも風評は、国がきちんとデータを公開しない、させないことによって生まれたのである。いくら小学生といえど、福島の転校生が放射能を運んでくると本気で信じているバカはそんなに多くはないし、その程度の間違った知識を正すためなら、この冊子は無用である。

そして、いじめは、この美しい国の垂れ流すまことしやかな綺麗事や、目先の利権や利益よって縛られた組織や集団の同調圧力が土壌に染み込んで発生するのだということを少しもわかっていない。



by lastsalt | 2018-12-22 04:37 | Comments(0)