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フラメンコの星


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フラメンコギターは音の立ち上がりがよく減衰が早いので、実は通常のクラシックギターよりもボサノヴァの演奏に向いているように感じている。しかしそれは楽器の話で、「踊る」のは性に合わない私は、フラメンコという音楽からの距離も遠い。

このたびパコ・デ・ルシアの訃報に接し、改めて数曲聴いてみた。ご存知の方も多いと思うが、パコ・デ・ルシアは、ボサノヴァで言えばジョアン・ジルベルトにあたる人で、フラメンコというダンスの伴奏だったギター演奏を音楽として独立、進化させ、世界的に注目させた人物。「星のフラメンコ」ならぬ「フラメンコの星」だ。「天才」という称号が惜しみなく使われる。

確かにその技術には圧倒されるものの、やはりあまり魅力を感じない。天才の「これでもか」という演奏を聴かされるのは正直しんどい。これは単に好みの問題だが、私はもっと抑制されたもの、侘び寂び感のあるものが好きだ。改めて、自分がボサノヴァに落ち着いたことに納得してしまった。

たぶん私はどんなに嬉しくても、自然に跳び上がったり踊ったりしないタイプの人間なのだと思う。
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by lastsalt | 2014-02-28 01:22 | Comments(6)

もうひとつのスマイル


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この人、先の都知事選に立候補したマック赤坂氏。メダルに届かぬアスリートどころではない。一体何がこれほどまでにこの人を掻き立てるのだろうか?!ただの目立ちたがりではない気はするが、それならもう少し内容があってもいい。ただのバカではないくせに、どうしてこれほどまでに陳腐に徹するのか?自ら道化と化して、他の候補者や選挙や民主主義を嘲弄しているのか?けっこう興味あるなあ。

ナレーション
東京都知事候補者、スマイル党、マック赤坂、65歳。京都大学卒業、財団法人スマイルセラピー協会会長、スマイル党総裁、医学博士、社会心理学博士。ではマック赤坂さんの政見放送です。


スマイル党総裁マック赤坂でございます。テレビの前のみなさん、「スマイル!」してますか?マック赤坂は東京都民を救うためにエンジェルになって帰ってまいりました。

そして東京の町を歩いておりましたら、トントン、エンジェルさん、スマイルセラピーというのはなんですか、よく聞かれます。スマイルセラピー、一言で言えばスマイルを「メイク!」することであなたの外見力アップして、心の持ち方を「マイナスからプラス!」「ネガティブからポジティブ!」に切り替えるのがスマイルセラピー。さあ今日はみなさん、スマイルセラピーやってみましょう。そして今までの政見放送、振り返ってみましょう。

まずは新潟ですね。新潟では幸福方程式を作りました。H=SKKKPです。Hはハピネス、最初のSはスマイル、そしてPがポジティブ、真ん中の3つのK、最初のKは感謝ですよね、そして謙虚、それに感動です。

さあ今日は感謝のトレーニングをやってみましょう。いいですか。「ありがとーう東京」、「ありがとーうNHK」、「ありがとーう選挙管理委員会」

はい、次は大阪ですね。大阪ではうつ病自殺対策用のスマイルダンスをやりました。うつ病は抗うつ薬では治りません。治らないどころかどんどんひどくなります。そしてスマイルはある意味では副作用のない抗うつ薬なんです。さあ、みなさんと一緒にスマイルダンス、やってみましょう。はいいいですか、立ち上がって。

はい「タッタッタッタ タッタッタタッタ タッタッタッタタッ」。「タッタッタッタ タッタッタタッタ タッタッタッタタッ!」はい。「タッタッタッタ タッタッタタッタ たかじんタッタタッ」「タッタッタッタ タッタッタタッタ たかじんタッタタッ!ウー!」

はい、そして最後に東京ですね。東京では接客トレーニングをやりました。今日は東京オリンピック用のおもてなしスマイルをやりましょう。はいいいですか、はい「お・も・て・な・し!」はい「お・も・て・な・し!」おもてなし。「スマイル!」はい、そうしたら100の理屈よりも1つの行動です。「いつやるの?今でしょ。Do it!」

はい、最後にスマイル党の合い言葉、10度20度30度をやりましょう。はいいいですか、「10度、20度、30度!」「10度、20度、30度!」はい「10度、20度、30度!」

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by lastsalt | 2014-02-27 00:15 | Comments(0)

スマイル


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媚びるような水商売の女やアイドルの笑顔はあまり好きではないが、彼女たちの笑顔は本当に素晴らしいと思った。妙な言い方かも知れないが、ふたりのこの笑顔は「メダルを獲得しなかったからこそ」出現した表情ではないかと思う。

彼女たちはメダルの価値を誰よりも知っている。そして、彼女たちの笑顔はメダリストの誰よりも輝いていたことを世界は知っている。

奇しくも真央ちゃんのエキシビションの音楽は「スマイル」が使われていた。
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by lastsalt | 2014-02-25 22:26 | Comments(2)

栄光の裏側


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男子スピード・スケート1000mで、カナダのデニー・モリソンが銀メダルを獲得した。しかし、この選手、本来はメダルはおろかタートラインに立つことさえ出来ない立場にあった。というのも、デニーはオリンピックの代表選考試合で無念の転倒。補欠としてのソチ入りしていたからだ。本来の出場権は、デニーの転倒によって順位を上げたギルモア・ジュ二オにあった。しかし、「デニーの方がメダルを取る確率が高いから」と辞退し、実力のあるデニーに出場権を譲ったのだ。元々、ギルモアをスピード・スケートに誘い面倒を見て来たのが5歳年上のデニーだったという。そんな世話になった兄貴分のデニーに恩返しをした弟分のギルモア。デニーはギルモアの友情に銀メダルという結果で答えたわけだ。ちょっと出来過ぎのドラマ。
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by lastsalt | 2014-02-25 01:06 | Comments(0)

通行止


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帰り道で対向車線のトラック炎上による通行止。クラスもいきなり明日から3日間の学級閉鎖。私の力の及ばぬところで無理矢理に流れを止められる。ただ黙って待つしかない。
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by lastsalt | 2014-02-24 22:35 | Comments(0)

狂から暁へ


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「狂」という字は、「常軌を逸脱すること」「ひとつのことに夢中になること」などの意味で、近世まではそれほど悪い意味で使われていた訳ではない。王にケモノ編がついて狂うのだから、家来レベルでは狂うことも出来ないのだ。ダニエル書のネブカデネザルのイメージもちょっと重なる。しかし、昨今は狂人などということばは使ってはいけないようだし、有名なゴダールの「気狂いピエロ」も、「ピエロ・ル・フ」と改題された。やれやれ。

今日の日曜美術館は河鍋暁斎が紹介されていたが、元々は「狂斎」と名乗っていた。狩野派で学んだと紹介されていたが、本当の師匠は歌川国芳である。自ら狂斎と名乗るくらいだから、平均的な価値観とのズレ具合に対する自覚はちゃんとあった。つまり、本当に狂っているわけではない。画狂人「北斎」との共通点も多く、暁斎も大いに意識していたことが伺える。

彼の狂人ぶりは、少年時代に遡る。1839年(天保10年)、神田川を流れてきた生首を、写生するために持ち帰ったというエピソードがある。当時はたったの9歳。おっと、3年生ではないか!当然大騒ぎになった。元の場所に持ち帰って葬ったようだが、ちゃんと写生を残しているらしい。

才能が爆発しすぎて、「これ」という名品を残しているわけではないが、彼の天才ぶりについては、弟子のコンドルが詳細を記している。コンドルというのは、あの鹿鳴館やニコライ堂を設計した人物。コンドルの惚れ込み具合と画家としての成長を見れば、暁斎がただのキ○ガイでなかったことはよくわかる。

「狂」の尺度は、平均的感性や価値観からの絶対値の大きさであろう。こうしたズレ具合を許容する緩い世の中が保たれることを願う。「狂」の中で生み出されるもののいくつかは昇華され、人々に新たな視点をもたらしたり、渇いた心を潤したりする力を秘めているからだ。

暁斉自身も、「オレは本当はキ○ガイだけど、名前ぐらい暁斉にしといてもいいかな」という折り合いをつけていたのだろう。

追記:戸隠神社の天井画の龍は、暁斉の手によるものだそうだ。これは今日初めて知った。焼失していたものが、コンピューター技術で蘇ったらしい。
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by lastsalt | 2014-02-23 11:12 | Comments(6)

パウダースノー


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スミレさんへのコメント返しで、「今年は思う様にいかないことの連続で、少しだけ保っていたプライドも見事に粉砕されパウダー状になってしまいました」と書いたけど、読み返すとちょっと気障だし、誇張しすぎの感もある。まだまだダマが残っていそうなだ。

とは言え、私は去年までとは明らかに違うステージに立っている。難易度の高いコースを気持ちよくすべる為には雪質が大事ってことかな・・・と思ったりしている。

絶対失ってはならない誇りもあるが、どうでもいいような見栄やこだわりは小さくなるほうがいい。パウダースノーのようにされた心の状態なら、日常はもっと快適なものになるかも知れない。

「主は心の打ち砕かれた者の近くにおられ、たましいの砕かれた者を救われる。正しい者の悩みは多い。しかし、主はそのすべてから彼を救い出される。主は、彼の骨をことごとく守り、その一つさえ、砕かれることはない。」(詩編34:18〜20)

「神へのいけにえは、砕かれたたましい。砕かれた悔いた心。神よ。あなたはそれをさげすまれません。」(詩編51:17)

タイトルは「まだまだダマ」にしようかと思ったが、期待をこめて「パウダースノー」とした。

画像は裏磐梯猫魔スキー場のサイトから。
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by lastsalt | 2014-02-22 10:57 | Comments(2)

自己ベスト


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金メダリストと銀メダリストの扱いはかなり違う。銅メダリストとメダルなしの選手との差はさらに大きい。メダル、メダルとやたら騒ぎたてるメディアの報道姿勢に対して、今回の浅田真央の演技は一石を投じたのではないか。

SPでのまさかの失敗でメダルが絶望的になった状況下で、フリーでは自己ベストの演技を見せた真央ちゃんに対して、世界のスケーターたちが感動と賞賛のコメントを贈っている。

私もSPでの失敗がなければ、リアルタイムで見ることはなかったかも知れない。アナウンサーの「これが浅田真央です」という実況は、この場面にこれ以上ふさわしいことばはないと思えた。

誰かと競って誰かに褒めてもらうことも悪くはないだろう。「ナンバーワンよりオンリーワン」なんていうオリンピックは退屈で見るに絶えないだろう。しかし、人の心を本当に揺り動かすのは、順位やメダルの色ではない。

それにしても、からだ張って限界を目指すって、わかりやすくてカッコいいな。順位もメダルもない曖昧な世界に生きるSaltではあるが、常に自己ベストを目指すことは出来る。決して甘くてゆるい日常ではないが、もう少しやれるかな。とは言え、自己ベストは歯を食いしばってシャカリキになって出すものではない。

自己ベストは、脱力して楽しむことの中で生まれる。ほどよい緊張とリラックスが鍵。バランスとハーモニーが大切なのだ。
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by lastsalt | 2014-02-21 22:41 | Comments(17)

最後のピース


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総合的な学習では算数と絡めてパズルをやっている。「タングラム」→「清少納言の知恵の板」→ 「ペントミノ」→「テトロミノ」→と進んでいる。子どもたちも通常の一斉授業では見られない集中を見せている。

正方形がひとつ増えるごとにその結びつき方は多用になる。それを方形に隙間無く並べる組み合わせとなるとかなりの数に膨らむ。正方形が3つだと結びつきかたは2とおり。4つだと5とおり、5つだと12とおり。12のピースを6×10の方形に並べると2339とおり。当たり前と言えば当たり前だが、とても面白い。

今年は子どもたちの小グループの中での結びつき方をかなり深く研究しているSaltである。私の経験によれば、小グループを編成するのは4人が適当であるという結論に達しているが、それを幾何学的にも納得している。何でも4人で協力すると、いわゆる課題に対する傍観者は生まれにくく、短時間で他者との意見交流や協力ができる。テトロミノの市松模様は私の中では男女を意味しているのだが、今年は男女比のバランスが悪いのも、集団作りの難しさの一員となっていることも確認している。

すべてのピースを使って自由なかたちを楽しくつくるのは簡単だが、決められたフォーマットにはみ出ずに入れるのは至難のわざ。最後のピースがどうしてもおさまらない。しかし、知恵を絞ってぴったり収まったときの快感は何とも言えない。

諦めてはいない。力で押し込むのではない。これは数学の問題である。

正解はいつも美しい。
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by lastsalt | 2014-02-18 22:55 | Comments(4)

葛西に喝采


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札幌オリンピックのスキー・ジャンプでの日本勢の活躍は、少年時代のSaltの記憶にも鮮やかに残っている。学校ではみんなが笠谷の真似をして遊んでいた。あの頃はまだノーマルヒルとは言わず、70メートル級ジャンプとか言っていた。

その札幌オリンピックの頃に生まれた葛西が、7度目のオリンピックでついに銀メダルを獲得した。羽生が生まれるよりずっと前からオリンピックに出続けているわけだから凄い。たとえメダルをとれなかったとしても、40歳を越えて世界の第一線で活躍し続ける葛西の肉体はメダルの色とは異なる輝きを放っている。

さて、パウロは信仰生活をけっこうオリンピック競技にたとえている。本来、「霊」は「肉体」以上に感覚を研ぎすますべきものなのだ。寝ぼけている場合ではない。
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by lastsalt | 2014-02-17 23:39 | Comments(0)