
職員室でチマチマと諸帳簿を整理中に携帯がなった。
「ロビン・ロイドさんのコンサートのPAをやってほしい」とオファー。
「(ロビンさんか、懐かしいなあ)あ、いいですけど、いつですか?」
「24日の夕方なんです」
「それは無理です。懇談期間中ですから」と残念ながらお断り。
しかし、なんと、夕方に予定の入っていた親御さんからキャンセルの電話が・・・・。
「行けるやん」ということで、さっさと学校を後にして会場のギャラリー夢雲へ。
ロビンさんのライブは4回目のお手伝いになるが、今回は森の中の雰囲気で鳥のさえずりと混じって聞こえるカリンバの音が心地よかった。私も音響を手伝いながら、いい時間を過ごさせてもらった。
いつもながら、神様の細かい心配りに感謝。

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by lastsalt
| 2012-07-25 14:07
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八木で1学期の打ち上げがあった。八木は高校時代のいろんな思い出が染みついた町。飲み会の場所が大阪線の沿線だと帰るのも楽だし、それが八木だとなおのこと嬉しい。八木の町に来ると未だに何とも言えない感情がこみ上げるのを抑えられない。本当に濃厚な3年間だったと今更ながらに思う。
しかし、そんな思い出の町もここ数年ずいぶん様子が変わってしまった。特に駅周辺の激変は驚くばかりで馴染みの場所が次々に消えていくのがさみしい。駅の南北にそびえる○田塾と▲田塾のビルを見ても、「あ~時代が変わったんだな」と実感する。
会場は「風のメロジア」完成の打ち上げをした「わん」というお店。料理も味付けがくどくなくてよかった。それにしても同僚たちは、みんなよくやっている。一番サボっているのは私かも・・・・・このご時世、毎日何事もなく終わる方が珍しいのだ。そんな毎日を何とか乗り越え、一区切りついた喜びに浸る。苦楽をともにした仲間たちと酌み交わす酒は旨い。
来週は、個人懇談と陸上練習、そして備品点検だ。今年は理科主任。暑い理科室でガラクタまじりの備品のチェックは想像しただけでも気が遠くなりそうだ。
「子どもが休みだと、教師も休みだろう」という勢いで、あちこちからいろんなオファーが来るが、意外に忙しいのだ。まあ、私はそれでもいっぱい遊びますけど。
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by lastsalt
| 2012-07-21 02:42
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自分の作品に囲まれて歌うなんて、かなりナルシストな光景かも知れないが、私はあんまりそういうタイプでもないので、ちょっと醒めた感じで、でも、それなりにたっぷり楽しませていただいた。
このクソ忙しい時期に余裕かまして遊んでいるという事実には、ちょっと満足感もあるが、日付が変わって自宅に戻る頃には、「ああ、仕事や~」とちょっとブルーになった。
でも、今日一日、しっかり12時間働いて来ましたよ。しかも、帰りに500メートル泳いだし。暑いけど、元気です!
オーナーの田中さんがYouTubeにライブ映像の一部をupしてくださっていたのでご紹介。「赤い傘」という新曲。ちょっと珍しい文学的な作品。どんなもんでしょうか?
今回は「少年樹展」のオープニングなので、「子ども」をテーマにした曲を集めての選曲にした。アンコールを含め全曲11曲オリジナル。新しい曲にも挑戦できたのでそこそこの満足感はある。
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by lastsalt
| 2012-07-17 23:05
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2回目のちいちゃんの授業だ。万葉集原文を解説なしで読ませようというチャレンジだが、子どもたちも、気温32℃の教室で国語辞典と漢字辞典を片手に必死に食い下がっていた。簡単に答えに届かない、そんな課題に取り組むことはとても大事だ。
国から無償であてがわれる子どもだましの教科書なんて、あまりにも簡単すぎる。レベルが低すぎるからモチベーションがおこらんのだ。
身の回りにお手軽なマニュアルばかりがあふれ、ゲームの攻略本片手に全クリしても、時間を浪費したことにさえ気付かず、それなりの達成感を感じてしまうような文化の中で育った現代っ子の脳みそや感覚にどこまで刺激を与えられるか。
14年の隔たりを置いて教え子通しがガチンコで向き合う光景を見物するのは悪くない時間だ。明らかに時代のギャップがあり、子どもたちの質も変容しているのは否めない。
そんなことは子どもたちのせいじゃない。責任をとらない大人のせいだ。
授業の具体的な内容以上に、ちいちゃんの存在を通して、子どもたちが自分の少し先の未来を少しイメージしてくれたらそれでいい。ちいちゃんが教室に来てくれたことそれ自体が優れた教材だと思う。

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by lastsalt
| 2012-07-10 21:46
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