海遊館に行った絵を描くのだが、普通に描くのもつまらないので、「水を気持ちよく塗ろう」というねらいを設定した。
絵を上手く描くことより、「色を塗るのが楽しい」ことを体験させることの方が大事な価値だと思う。
その為にというわけではないが、ちょっと上等な太めの平筆をひとりひとりに買っておいた。
絵のバックに汚い色を面倒くさそうに塗る様子を何度も見て来て、何とか出来ないものかと思っていた。
子どもたちが描く様子を見ていると、いろいろな発見がある。その子の発達や情緒が見事に現れるからだ。
同じ色をそのまま混ぜずに塗るだけなのに、こんなにひとりひとり違うのは面白い。
肝心のお魚たちは、別の紙に描いて貼り付けよう。