12年前、当時天理市教育委員会学校教育課長だったF先生からの依頼を受け、毎年欠かさずこの日に反戦の歌を歌い続けている。
キリスト教関係の方々からは、「牧師のくせにお寺で何をやっているのか」という批判もあった。私はエキュメニカル運動には反対の立場だ。また、戦争を待望するような艱難前期再臨説を指示する狂信者とも一線を引いている。
神仏を信じるあまり、人に対して冷ややかになるような信仰は、何であれホンモノではない。私はそういうご利益宗教やイエスの名を借りて己のエゴを正当化するような態度は好まない。
年に1回お寺で平和を歌うことは、私のキリストにある自由の表明でもある。