子どもたちの作品の残りを使って制作した私のコラージュ作品を見て、
「ぼくもゲージュツやってみたい」と2年生の彼。
「じゃあ、やってみる?」と私。
いつもの漢字と計算もいつもよりさっさと片付け、
「もう、やってもいい?」
「うん、いいよ」
「ところで、ゲージュツってどういうこと?」
「それは、『すてき』ってことや!」ときっぱり。
なるほど、すごい名言。
「いいこと思いついた。竹でこんな風になったらいい感じになると思うねん」
「それは、いいアイデアやね。自分で切るねんで」
「わかった」
彼は額ということばを知らない。でも、ちゃんと額も作れた。