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coolでhot 大真面目に遊び半分 それがいつでも上機嫌になれる塩加減


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黒く塗れ!


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2・3年の図工のピンチヒッターをした私の代わりに来てくれた新しい先生がすばらしいチャレンジを続けてくれている。私の受け持ったコマに加え、さらに4・5・6年の書写も担当するのだが、大きい学年になるほど指導が難しい。

「やる気がなく、ただ適当に書きなぐるのがやっという子も多い。どうすればいいでしょう?」
全うな書道教育を受け、ご自身も書家になることを期待されたと言われる達筆な先生の悩みに、どう答えてあげればいのか、私も30秒ほど悩んだ。

「この間、模造紙で色遊びの授業やったでしょう。あれ、墨でやってみたら?」
「そんなこと書写で出来るわけないですやん」という反応かと思いきや、「それ、いい〜!やってみます」と声をはずませる彼女。

「子どもの『書写はつまらん』という固定概念を壊さないと。外で習ってる奴をいい気分にするようなレベルの低い塾みたいなことをやってたらあかん。大嫌いな奴、全くやる気なない奴にこそ、『意外におもろいやん。ちょっと真面目にやってみよかな」という気持ちにさせたらんと。それが公立学校の使命やで」

しかし、こういう変わったことをやるのはそれほど簡単ではない。各学年にロールの模造紙を買ってもらう了解をとりつけるところから始まって、その指導の意義をきちんと説明する理論の裏付けをいつ何時誰に聞かれても答えられる準備をしておかないといけない。

大きな紙にのびのびいきいきとした線を引くこと、含ませる墨の量の感覚を覚えること、白と黒のバランスや美しさを感じること、個人課題である習字の作品づくりを共同で行うことなどなど・・・ただ遊んでいるわけじゃないことを説明できればよし。

何よりストレスは解放される。特にストレスがなくても単純に気持ちいい。それだけでも十分アートセラピーになるのだ。やったことのない人は、是非、大きな紙に墨でも絵の具でもダーッと塗ってみよう。もし、そんなことさえやったことないとしたら、本当はこの授業にあれこれ言う資格はないんじゃない?

最終、6年は白、5年はカラーのドリッピングで作品を仕上げた。私も書写でここまではやった経験がない。彼女の勇気とセンスにあふれるチャレンジに拍手!!!

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by lastsalt | 2016-11-13 10:40 | Comments(0)