10年以上前、音楽専科をやっていた頃、リコーダーの練習曲をたくさん作った。これは後に宇陀市の廃校を利用したアトリエで音楽講座をやるようになった頃、テキストになり、さらに伴奏者としてピアニストのMomoちゃんに来てもらってから、さらに発展していった。
一方、仕事で出会ったSueちゃんと「織」と「音楽」で親しくなり、ケーナの為の曲を作るようになった。奈良県庁前でのフェアトレード・フェスタに出演依頼があったとき、SueちゃんとMomoちゃんの両方に声をかけ、接点が生まれ、ケーナとピアノとギターによるインストゥメンタル・ユニットPruneが誕生した。3人でのライブをやる機会が増え、「CDはないのですか?」と、声をかけていただくお客さんもけっこうおられたので、勇気を得て作る事にした。
ところが、3人の予定が噛み合わず、録音は遅々として進まず、数ヶ月放ったらかしなどということもザラだったが、それでもちょっとずつ出来るときに出来ることを積み重ね、16日に「ついに」「やっと」「ようやく」Pruneの音入れがほぼ完成した。
それにしても、これまでのいろんな流れがひとつになって、14曲の音源になったことは、嬉しい限りである。いや、まだまだ。ミキシング&マスタリングの作業が残っている。
振り返ると、すべてが懐かしい。なぜかモンベルの社長を真ん中にして写っている写真も出て来た。
笛吹きの野田さんとピアニストのゆりさんが来て下さったときは楽しかったなあ。
アルバムのタイトルは、「夏のわすれもの」