ちょうど10年前の夏、音楽療法士の高本恭子さんの招きで東吉野の夏祭りで歌わせてもらった。あの頃は今ではあんまり行かないようないろんなところで演奏した。
Salt&Uribossaの結成前は、ひとりで歌っていた。さらにその10年前の一時期は、よく美術ギャラリーで歌った。その時々の歌があった。その頃の何曲はボサノヴァにしたが、今では殆ど歌わなくなった曲もある。
そんな埋もれた懐かしい曲を戯れに録音してみた。やり出すと没頭してしまい時間ばかりくった。やっぱりひとりはつまらない。
マルチ・アーチストのひとり多重録音盤はけっこうあるが、どれもこれも物足りない。一人には「交わり」がないからだ。
でも、思い出深い数曲はデモ音源くらいは作っておこう。