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by lastsalt

主の主権を喜ぶ


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3月30日のうちに奈良に戻って、1日ゆとりをもって新学期にのぞむ予定だったが、横浜で話を切り上げるタイミングを逸して、わずか数分のことでもう1泊することになった。「主の主権を喜ぶ」はずのSaltとしては、「しまった!」と悔いて自分や他人を責めるより、「何でこうなったんだろう?」と考えてみる。ふっと頭に浮かんだゆばるさんの顔。新横浜から横浜に戻り、ゆばるさんに連絡をとった。いくら何でも相手の都合や気持ちを考えない訳ではない。横浜に来る前も、来てからも、「ゆばるさんに会おうか、どうしようか」という迷いはずっと心の中にあった。その上で今回はお会いしたい気持ちはあるけれど遠慮しておこうという選択をしていたにも関わらず、「今すぐ電話しよう」と迷いなく連絡していた。ゆばるさんが、そのひとときのことを記事にしてくださっていた。ゆばるさんのことばにもあるように、こういう時って、突然なのに、なぜか自然にことが流れるのだ。

お忙しいスケジュールの合間を縫って、
唐突に Saltさんが会いに来てくださった。
この突然さが、何とも自然なのですね。

この方が主から与えられている賜物には
独特のものがあると思います。
うちみたいに孤立した”点”のような存在、
その点と他の点を結びつけるような働き、
と言えばいいのかな。
強靭な体力と精神力をもって精力的に
(しかし押し付けがましくなく)行動していく姿は
一種爽快ですらあります。

この数年の間、私が新しい○○教会を立ち上げることを
期待して来る人たちや、既にある何処かの○○教会で
私が”働き人”になることを願う人たちが居られました。
でも私にはそのような賜物が与えられているとは思えず、
また、何処かの教会で働くというのを言い換えれば、
「○○教会の栄光と繁栄のために忠誠を尽くす」
ということでしょうから、そういうのは
もう何十年もやってきて、それなりの良さもあるけど、
その歪や、ある意味での滑稽さをも味わってきましたから。

その点、Salt さんが会いに来てくれる理由は、
「人となられたキリスト・イエスをお互いに分け合うこと。」
ただそれに尽きると思います。
これだったら私が求めていることにも相当近いし、
変な縛りも何も無いので、安心して正直なお話ができます。

限定した地域における固定的なコミュニティーは、
必要と思いますし、集まることは大切だと思いますが、
今回のように地域を越えた、形の無い交わり、
これもまた神の働きの一つだと思います。

喧騒な雰囲気の夜の横浜、開いている店は飲み処ばかり。
少しの時間、小さなテーブルをはさんで、
賛美の歌も歌わず、聖書を開くこともしませんでしたが、
あれはあれで間違いなく神の民の集まりだったと思います。

Saltさんの願いは、全てのキリスト者が、
どんなに拙くても、かっこ悪くても構わないから、、
自ら主イエスにあって立ち、その人にしか味わえない
キリスト・イエスを表現し、分け合ってほしい…。
というところにあるのだと思います。


http://homechapel.sblo.jp(ゆばるさんのブログ「十弦の琴」)
by lastsalt | 2014-04-02 00:03