ソチオリンピックの開会式と女子のフィギュアスケートを少し見た。開会式ではチャイコフスキーやストラビンスキーが効果的に使われていて、さすがロシアというスケールを感じた。
フィギュアスケートでは、スケーティングの技術についてはほとんどわからないので、演技にどれだけ音楽が効果的に使われているかというポイントだけ見ていた。
アシュリー・ワグナーはピンク・フロイドのクレイジー・ダイアモンドを使っていたが、デイブ・ギルモアのディストーションとコーラスの効きまくったギターが氷上に流れると妙にマッチしていて面白かった。振り付けもよく練られているなと感じた。浅田真央はおなじみのショパンのノクターン。私は真央ちゃんもショパンも好きだが、どうしてこの曲を使うのか、もうひとつピンと来ない。高橋大輔は今さら曲を変えるわけにもいかないので、新垣氏の曲をそのまま使うようだ。これもどんな曲なのか演技とともにちゃんと鑑賞したい。
実は4年前のオリンピックの時、女子フィギュア・スケートを見ながら、on iceという曲を作曲している。これはとてもシンプルなリコーダーの練習曲だが、pruneのライブでもたびたび演奏してきた。今年も新しい曲が生まれるといいな。