seasoned with salt lastsalt.exblog.jp

好きなリンク先を入れてください

coolでhot 大真面目に遊び半分 それがいつでも上機嫌になれる塩加減


by lastsalt
プロフィールを見る
画像一覧

人間五十年


a0208786_23562172.jpg


「此の時、信長、敦盛の舞を遊ばし候

人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢まぼろしのごとくなり

一度生を得て、滅せぬ者のあるべきかとて、螺ふけ、具足よこせと、仰せられ、御物具めされ、たちながら御食を参り、御甲をめし候て、御出陣なさる
……(中略)……
御敵今川義元は、四万五千引率し、おけはざま山に、人馬の息を休めこれあり 」(『信長公記』より)

信長公記によれば、桶狭間に出陣するに当たり幸若舞いの「敦盛」を自ら謡い舞ったとされる。この「人間五十年」は「人間の寿命はせいぜい50年」という当時の平均寿命に基づく諦観のことばではないと言う。

この「下天の内をくらぶれば」の「下天」とは、信長が目指した天下統一の「天下」とは違う。ちょうど、「法律」と「律法」みたいにひっくり返っていて、全く意味が異なる。
平家物語の「一ノ谷合戦の平敦盛と熊谷直実の一騎打ち」を題材として作られた幸若舞いの「敦盛」は、「倶舎論」の「人間五十年、下天一昼夜・・・」原典とされている。

「倶舎論」とは、インド五世紀の仏僧ヴァスバンドゥによって書かれた仏教宇宙観の体系を示す書物。
その中の須弥山説によると「天界」という「空間」には、おびただしい「天」すなわち「神」がいるとされている。人間が住むのは「下界」もしくは「天下(テンゲ)」と表現され、「下天」とは言わない。
「下天」とは下にある天界、または下級の天、具体的には「四王天・界」またはそこに住む「四天王」のことを指すのだそうだ。四天王は須弥山の中腹に住み、帝釈天の外将の「持国天」「増長天」「広目天」「多聞天(毘沙門天)」のこと。

この
四天王の寿命が五百才で、四天王の一日は人間界の五十年にあたる。

つまり、「敦盛」では、「人間界の五十年なんて四天王にとっては、夢まぼろしの如く一瞬のことにすぎない」と謡っていたのだ。

実際に、信長が何を思ってこれを謡い踊ったかはわからないがどうやら、一般的に理解されている感覚とは少し違うようだ。

今日は五十歳最後の日。私にとってちょっとした節目でもある。半世紀を越えて生きるということは、四十五で腹を切った三島や五十を前に死んだ信長以上に生き延びたわけだ。才能や業績を比較しても仕方がないが、与えられた天分を全うすることにおいては、彼ら以上に忠実であることはできる。私は私としての命をきちんと生きよう。どんなに辛く悲しいときも、それが私の割り当てられた分であるなら・・・・。

日々のあらゆる出来事はすべて神の祝福であり、それが愚かしい事件や恥の連続であったとしても、天上ではキリストとのつながりにおいて宝石のように輝いていると信じている。
[PR]
Commented by zero at 2013-11-17 07:37 x
誕生日おめでとうございます。
天での祝福を期待して、日々主に忠実に歩んで参りましょう!
Commented by 電気屋 at 2013-11-17 07:38 x
50台の仲間入り 心より歓迎します。
どうぞ 主が前半より後半を祝福してくださるように

地上でもキリストとのつながりにおいて
輝く月の様でありますように
Commented by まこ at 2013-11-17 08:12 x
おめでとうございます。
誕生日は、生を与えてくださった主に感謝する特別に嬉しい日ですね。
saltさんのこれからの日々に益々の恵みが溢れますように。
Commented by lastsalt at 2013-11-17 08:20
zeroさん、ありがとうございます。
「日々主に忠実に」
改めて言われると、その不可能さを思い知りますね。内なる御方にお任せするのみ。余計な動きを少しは慎む後半生でありたいです。
Commented by lastsalt at 2013-11-17 08:24
電気屋さん、ありがとうございます。
「右肩上がり」を信じています。
肉の衰えは、肉自体にとっては受け入れがたいほど厳しいものですが、同時に主の働かれる余地が自動的に開かれていくことでもあります。1日1日の何でもないことをもっと大事に出来る信仰と感性を持ちたいです。
Commented by lastsalt at 2013-11-17 08:29
まこさん、ありがとうございます。

贖われた者として存在できること、復活の生を受けたことは、本当におそれ多く、驚嘆すべきことです。

お孫さんの写真を見るのも楽しみにしていたのですが、ちょっと残念です。

ブログやさまざまなレスポンスを通して、信仰による兄弟姉妹、子々孫々の成長を見るのも、これからの楽しみであります。
Commented by 硬派銀じ郎 at 2013-11-17 11:34 x
日々のあらゆる出来事はすべて神の祝福であり、それが愚かしい事件や恥の連続であったとしても、天上ではキリストとのつながりにおいて宝石のように輝いていると信じている。

アーメン、です。

政治、金融、化学、物理、アスリートとして … どれをとっても、能力ないな、と私は自分のことを思いますが、霊的な真実を教えられることは、すごいこと、まさに宝石のかがやきのような、価値あることと思います。

この世のすぐれた能力など、神がその気になれば、ちょいちょいとくださりそうですが、霊的な真実は、けっしてそうではなく、じっくり個々に伝えてくださるように思います。

50代も、よろしくお願いします。
Commented by lastsalt at 2013-11-17 14:24
銀じ郎さん、ありがとうございます。

神がその気になって、もっとちょいちょいとくださってもいいのにと思ったりしがちですが、「くださらない恵み」もあります。現状こそが「ちょうどいい分の割当て」なのかも知れません。向上心や努力を継続させる力も含めて自己ベストで割当てを確認できれば幸せです。
Commented by 電気屋 at 2013-11-17 15:40 x
あれ、すみません
勘違いしてました
51才でしたね。はい
Commented by スミレ at 2013-11-17 16:12 x
お誕生日おめでとうございます。
ますます恵みあふれた1年となりますように。

今後とも我々を何とぞよろしくお願いいたします。
昨日は私たちにとっても新しいページが開かれた日になりました。
Commented by もも at 2013-11-17 20:54 x
お誕生日おめでとうございます。
毎日ほんとに大変だと思いますが、
それを上回る主の祝福に満たされていることとお慶び申し上げます‼
Commented by lastsalt at 2013-11-17 23:33
スミレさん、ありがとうございます。

こちらこそです。私たちも若いお二人に会えてとても嬉しかったです。彼によろしくお伝えください。次回は楽器を片手に。
Commented by lastsalt at 2013-11-17 23:41
ももさん、ありがとうございます。

大変なことそれ自体が祝福なのですが、試練はその時は全く嬉しいものではありません。まあ、そんな毎日ですが、トータルとしては楽しくやってます。
by lastsalt | 2013-11-16 23:56 | Comments(13)