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coolでhot 大真面目に遊び半分 それがいつでも上機嫌になれる塩加減


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謎のマスクマン


暑い1日だった。ALTの先生は、I'm melting.(暑くて溶けそう・・・)と言っていた。

学校というところは、天候や体調や、その時の動機や意思までも完全に無視して、機械的に時間割が組まれている。そんなことはあまりにも当たり前で、今更、文句を言ってもどうにもならないが、私はそれでも折々の動機や意思を尊重したい。そして、暑いとよけい腹が立つ。

高速道路は便利だが、決まった降り口以外からは降りることが出来ず、途中の景色も楽しめない。疲れてドライブインに立ち寄っても、メニューはつまらない上に限られていて、ちょっと休んだら、何も考えずに進行方向に向かって続きを走るだけ。高速道路は学校にそっくりだ。

そんな日常は耐えらない。通常の車の性能では、高速道路に走り方を決められてしまうので、私は007のボンド・カーのような力を身につけて、変速走行してきたというわけだ。負けてたまるか。

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さて、このマスクマン、学校の定めたルールのスレスレを本能でかぎわけて生きているツワモノである。高速道路だっていきなり逆走する無謀さだが、センサーを働かせて、大きな難は巧みに回避している。言わば、私の同志みたいな奴だが、それだけに一筋縄ではいかない。

今日も遅刻して社長出勤。ちゃっかりプールには間に合う時間にやって来た。未提出物が多い為、残して指導しようとしたとこと、隙をみてマスクマンに変身して逃げ回り、他の子を見ている間に気がついたら姿を消していた。

顔にかぶっていたのは水泳帽。「プールに入ったから、顔がちょっと冷たい」と言っていた。

ふと、彼の机を見ると、濡れた水着を忘れて帰っている。水着を届けに家まで追跡したので、逃げ勝ちにはさせなかった。

しかし、このマスクマンも、学校というものの違和感に抗いながら、いろんな「生きづらさ」を感じつつも、「生き物としてのパワー」で日々をそれなりに楽しんでいるから大したものだと思う。

子どもたちよ。カリキュラムや評価なんかに負けちゃ駄目だ。マスクマンにでも、何にでもなって、もっと機敏に狡猾に逃げ回れ。一応、鬼の役は引き受けてあげるから。
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by lastsalt | 2011-06-28 23:59 | Comments(4)

絵画における写実


久々に日曜美術館を見た。

「亡くなった娘を絵画で蘇らせて欲しい」。1人の画家に来た依頼だ。
画家は独自の写実表現で注目される諏訪敦。
諏訪は以前、舞踏家の大野一雄を1年にわたり取材し、連作を描いた。そして7年後に100歳を迎えた大野を再び取材し描いている。諏訪は写実的に描くだけでなく、徹底した取材を重ねて対象となる人物と向き合い、人間の内面に迫ろうとする気鋭の画家だ。
依頼したのは、2008年の5月、南米ボリビア・ウユニ塩湖で交通事故に遭(あ)い炎上死した、鹿嶋恵里子さん(当時30)の両親である。鹿嶋恵里子さんは結婚も決まり、結納式から10日後の突然の悲劇だった。
依頼した内容は、諏訪の絵によって快活な娘を蘇(よみがえ)らせて欲しい、というものだ。
亡き人を描くために彼はわずかな手掛かりを求め、さまざまな取材・手法から彼女の特徴を探っていく。自分の表現としての作品性と、依頼した両親の娘に対する思いをどのように1枚の絵画に描いていくのか。諏訪が悩み、葛藤していく様を撮影した。
番組では6か月にわたり諏訪と依頼した鹿嶋さん家族を取材。親の思い・亡き人と向き合った彼の苦悩と完成までの軌跡を追った。(NHKのHPより)
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久しぶりに絵を観て感動した。番組も良く出来ていた。来週の夜再放送があるので、是非観ていただきたい。私の中の絵画スイッチも少し前にONになっていたのだが、今日は完全にギアがひとつ上がった感じがした。諏訪の作品は、主題や制作手順も含め、かなりマニアックなので、賛否両論があるようだが、私は非常に心揺すぶられるものがあった。私も子どもたちを描くことで、子どもたちの記憶を描ければいいなと思う。

この夏、諏訪の展覧会が諏訪市である。絶対行こうと決めた。そして、多少はデッサン力を磨こう。
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by lastsalt | 2011-06-26 18:27 | Comments(4)

2009年1月から続けてきたリコーダー講座を2011年6月をもって終了しました。この2 年半の間、神戸から通ってくれた銀じ郎さんや、大阪から通ってくれたさっちゃんをはじめ、県内の音楽専科の先生方や、実に様々な職種や年齢層の方に受講していただいて、毎回新鮮な気持ちで、楽しく続けさせていただくことが出来ました。

ゲストとして、ピアノ伴奏のMomoちゃんをはじめ、ケーナのSueちゃんやフルートの菅野君、そして、民族笛奏者の野田晴彦さんやピアノの赤星ゆりさんまで来ていただいて、講座を盛り上げ支えていただいたことに心から感謝します。昨夜、BSの番組で野田バンドの演奏を聴きながら、「よく元気村の教室で吹いてくれたなあ」と改めて感慨に浸っておりました。

何より良かったと思うのは、この講座のおかげで、私自身が人と音楽との関わりをじっくり見つめ直せたことです。「教えること」で、自分が演奏するのとはちょっと違った距離感で音楽について考えることが出来ました。

本講座は、教材の大部分をオリジナル曲で構成したことも大きな特徴でした。毎回、楽譜もすべて無料で差し上げて自由に利用していただいておりました。そんな意欲的な創作を続けられたのも、熱心な受講者の皆さんの熱意があればこそです。

また、伴奏者のmomoちゃんの高いポテンシャルと、Sueちゃんの個性を生かした新しいユニットPruneが誕生したことも大きな出来事でした。この講座がなければ、決して思いつきもしないかなり無茶な組み合わせですが、すでに今年のクリスマスにもPruneのライブが予定されています。まだまだ未熟な演奏なのに、毎回好評をいただいて次々に出演依頼をいただけるのはありがたいことです。

銀じ郎さんのはからいで、神戸でワークショップ出張リコーダー講座を開催できたことも良い思い出です。仕事の後には毎回ディナー接待していただいて、VIP気分を味わわせていただきました。

良いことばかりで、これからもさらに楽しくなるのは間違いないのですが、あえて、今回を最終回としたのは、直接の理由は、受講者のニーズがさらに多様化してきたことと、毎回の参加者が不定であることなどもあり、そろそろ、私の限られた時間と能力では限界に近づきつつあったからです。今日も大阪から、新しい方が来てくださったと言うのに、いきなり最終回で申し訳ないけれど、惜しんでいただいて幕をおろすのが良いと思っています。私は絶えず右肩上がりでいたいので、脱力した横ばいの活動や単純再生産ではモチベーションが続きません。

私自身がさらに力をつけて、より良いものを提供できるまで、しばらくお休みをいただくことにします。これで、ふるさと元気村からの流れである地域のためにアートで貢献するという試みについても終止符を打つことになります。すべてが正しかったとも、間違っていたとも思いません。振り返って感謝や反省はしても愚痴はこぼすまいと思います。自分で自分を評価はしません。ただ、ほとんど報われはしませんでしたが、私としては私に許された範囲で、私が住まわしていただいている地域のために最大限、時間と力を注いだことは確かです。

メッセージもやめて、リコーダー講座も閉じて、「Saltはいいったいどうしたのか?!」と心配してくださる方もあるかも知れませんが、特に何か大きな悩みや問題があるわけではありません。

すべての事には「時」があります。外部の要因というより、私の中の「時」の問題です。

改めて、関係してくださったすべての方に心から御礼申し上げます。
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by lastsalt | 2011-06-25 23:07 | music | Comments(4)

ドライアイスの実験


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スーパーサイエンスコースでドライアイスを使った実験を4本。
①ビニール袋に水とドライアイスを入れてシェイクして時限爆弾ゲーム。
②ドライアイスに金属を引っ付けて音を出す。
③フィルムケースに水とドライアイスを入れてシェイクしてフタを飛ばす。
④果汁にドライアイスを入れて炭酸割、また、シャーベットにしてして乾杯。
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by lastsalt | 2011-06-24 23:09 | Comments(0)

マル・マル・モリ・モリ


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子どもたちの間で大流行しているマル・マル・モリ・モリの歌。
いったい何の歌かと思っていたら、TV番組の主題歌だとか。
簡単だけど、可愛い振り付けがついている。
放課後たまたま残っていた女の子が「ギターで弾いて」と言って楽譜を持ってきたので、弾き始めると踊ってくれた。座っている子は犬の役らしい。
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by lastsalt | 2011-06-23 23:42 | education | Comments(6)

学び合う子どもたち


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2年前に指導させていただいた若い先生が研究授業をされた。講師経験を含むと今年が5年目の先生だ。「まるい形をかこう」という算数の授業。どうやったらきれいな丸がかけるのかを、円の概念を教え込まずに考えさせる内容だった。

活発でことばの多い子どもたちに振り回されていた頃とは違い、一人ひとりをよく見ながら、粘り強く聴くことを心がけていた。授業が終わって休み時間になっても、課題について議論する子どもたちと、それに耳を傾ける授業者の姿があった。誰の目にも彼の成長は明らかだった。

日本教育の主流だった一斉指導のレクチャー型の授業では、必ず脱落する子どもが出てくる。私の学校では、単なる知識の伝達ではなく、集団づくりをベースにした学び合う学びを追求している。

この学校へ赴任するまで、私はほぼ小学校の教室で自分にやれることはやり尽くしたような気分でいた。それくらい自由に、限界までいろんなことを試してきたし、もうそれほど新しいことはないだろうと思っていた。しかし、ここ数年の間に、私の授業観は少しずつであるが大きく変わった。

一斉指導の中では、学ぶことに背を向ける子をフォローしきれない。指導者は、理解の早い子、発言力のある子の「できる」「わかる」をつなぎながら、効率よく予定調和的に結論へと導いて授業をした気になっている。「できない」子のつまずきや「わからない」子のしんどさが授業の中で取り上げれることは少ない。なぜ「できない」のか、どこが「わからない」のかを大切にしなければ、公立学校の役割を果たせないと思うようになった。

すべての子どもが主体的に学びに参加し、教師との1対1のやりとりではなく、子どもどうしの気づきや意見のやりもらいの中で展開していくような授業をつくるためには、小グループでの活動を効果的に取り入れる必要がある。

頭ではわかるが、かたちだけグループになる場面を作ればうまくいくというものではない。かえって混乱したり、授業の能率が落ちたりする可能性もある。

教師の話もまともに聴けない状態では、友達の言うことをきちんと受け止められるはずもない。子どもたちの人間関係が希薄であれば、グループでの学び合いの質も落ちる。

毎日がチャレンジと失敗の連続だが、これがうまくいけば子どもたちの集団の質は劇的に高まるはずだ。

算数の最初の単元では、全員が80点という期待得点をクリア出来た。今は古典の暗記に挑戦中。個人の記憶だって友達との関係性が助けになる。覚えているかどうかを、うなずき、励ましながら聞いてくれる友達がいれば、もう少しがんばろうという気持ちも出てくる。

支え合い、助け合える人間関係の中で育った子どもたちは、大人になっても、そんな絆に寄りかかる術を覚える。障害のある子であっても、能力の低い子であっても、そんななかまがいれば、人生は楽しく豊かなものになると信じている。
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by lastsalt | 2011-06-21 23:58 | education | Comments(10)

祭典の採点は?


ポップス、クラシック、ジャズ、シャンソン、フラメンコ、ヘビメタ、フォーク、そしてボサ・ノヴァと、何でもありの宇陀市音楽の祭典が終わった。

昨夜のリハーサルからお付き合いし、今日は丸一日を費やした。出演者兼裏方は、正直けっこう大変だった。私は3分の2のステージの音響を担当したが、思っていたよりもずっといい音が出た。臨機応変に急なニーズにも応えられた。これは合格点。

肝腎のSalt&Uribossaの演奏だが、出演時は空調が切れていて、とんでもない湿度と熱気だった。これはパフォーマンスにもかなり影響した。今回は満足のいく演奏はできなかった。

a0208786_023258.jpg天気は雨だし、所はかなり山奥だし、集客は大丈夫かなと心配していたが、立ち見が出るほどの大盛況だった。宇陀市長まで挨拶に来た。満足度はどうだったのだろう。無料の企画にしてはマナーも良く、年齢層は高かったがノリも良かった。

進行表にはかなり無理があったのだが、出演者やスタッフの努力で何とかタイム・スケジュールを守れた。

早くも来年の話が出ていたが、私的には1年でお腹いっぱい・・・・・という感じ。
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by lastsalt | 2011-06-19 23:34 | Comments(2)

快文


「保安員全員アホ(ほあんいんぜんいんあほ)」

福島の小学生が考えたと言われる回文だ。これは、なかなかレベルが高いぞ。

大人の作品には、「嘘多き枝野氏の唾液多そう」「菅直人、妥当なんか?」などもあるが、先の子ども作品には及ばない。とにかく回文が成立してるだけで、快文にはならない。
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回文は制約が大きすぎて気の利いたものをつくるのは難しいが、「世の中ね、顔かお金かなのよ」とか「肉の多い大乃国」とかはけっこう好きだな。
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by lastsalt | 2011-06-18 23:27 | Comments(6)

影絵


学校の文化事業で影絵を見た。

アクリルやベニヤ板で作られたぺちゃんこの人形に光を当てると、一つひとつの影にいのちが吹き込まれ、意味が与えられ、物語が織り成される。美しいモデルである。
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by lastsalt | 2011-06-18 09:16 | Comments(0)

エレベーター


算数の時間、四則計算の決まりについて視覚的に解説するため図形のパズルを持っていった。文字式のアルファベット替わりに四角形や三角形を使おうと思っただけだった。a0208786_134543.jpg
a0208786_142651.jpg教室へ何か持って行くと、またたく間に子どもたちが集まって来ては触りまくる。本来の学習以外の目的でいじられたら、たいていの先生は注意するはずだが、私はよほどのことがない限りしばらく放っておく。目の前の子どもたちがどんな反応を示し、何をやりたがるか把握できないと、こちらの打つ手も、はっきり決まらないからだ。今日も彼らが遊んでいる間にすでに算数の時間は始まってしまったのだが、面白いのでもうちょっと様子を見ることにした。何でもない形を作って遊んでいる子がいる中で、奥行のある面白い組み方をした子たちがいたので「これは何?」と聞くと、「エレベーター!」と弾む声で得意気に答えた。なるほどね。前の単元でさんざん見取り図を書かせた成果かな。「すごいなあ。よう考えたね」そう言って写真を撮ってやると、満足して席に着き、授業がスムーズに始まった。ボタンを意味する右側のふたつの三角形が何ともかわいらしい。
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by lastsalt | 2011-06-16 23:48 | Comments(0)