最近は家庭でいろんなものを十分に準備できないこともあり、失敗も少なく指導しやすい実験キットや工作キットを使用することが多い。まあ、いろんな感じ方や意見もあるだろうが、指導していてこれほどつまらないものはない。親と相談もなく、「勝手につまらんものを買って後で代金を請求する」という学校の当たり前にも疑問を感じる。
私も様々な条件の中で、可能な限りの抵抗を試みている。工作キットと図工準備室に散らばっている端材を組み合わせて、どの部分がキットだかわからないような作品を作らせてみた。3クラスそれぞれのアプローチを試みたが、やはり端材に触れた時間の長いクラスの仕上がりは面白い。