先日、再び教科書会社の友人が訪ねてきてくれた。道徳が教科になるにあたって、テスト版を持って来てくれたのだ。採用された私の作品「おかあさんのおなか」の作者名をどうするかという結論が迫られている。編集委員会作とするか、ペンネームにするか、本名にするか・・・・・・・
さて、来月、いよいよ私は爺さんになる。全く赤の他人だったお嬢さんに、私のDNAを受け継いだいのちが宿って躍動している。何とも不思議な今まで味わったことのない感覚だ。2年生の教室に貼ってあったト音記号が、妊婦のマークに見えたりもする。
そして、奇しくも20年以上前に書いた「おかあさんのおなか」という作品がこういうかたちで、このタイミングで蘇って来たのは、何とも不思議で素敵すぎる神様からの贈り物だ。
「見よ。子どもたちは主の賜物。胎の実は報酬である。」(詩編127:3)
この前、ちょっとしたサインにGPSと書いた。グランパ・ソルトの略である。