3人の女の子たちが、何を思ったか唐突に熱烈なラブレターをくれた。何とも言えないタイミングとその内容に大いに励まされた。どういう風の吹き回しだろう?3人で私を励まそうと相談したのだろうか?
9才でもりっぱに女の子だし、中には既にオバサンを宿している子もいる。この小悪魔のような天使たちは、なかなかに悩ましい存在である。
小学校の担任の先生と子どもたちの人間関係というは、極めて特殊なものだと思う。私みたいな変人が、この子たちの先生でいいのだろうか?と時々不安になる。
「このキャスティグ、どこか間違ってはいませんか?」とプロデユーサーである神に問うが、神に間違いはない以上、ぎこちない演技でも、取りあえず誠実な態度で続ける他ない。
日々展開されるドラマの筋書きも意外に複雑で、子ども騙しな対応では信頼は得られない。私の役回りは相当難易度が高く、かなり考えないと墓穴を掘ることになる。そんな彼女たちとの会話は、結果として私のことばの感性を日々磨いてくれているのだと思う。