ガリレオ君とは別のツワモノ。
授業中、友達に対する嫌がらせが続いたので、「目を合わせる」「ことばをかける」「怖い顔をする」「からだに触れる」などして態度を改めるように促すが、ことごとく無視。そこでちょっとした威嚇作戦として、彼のそばによけてあった教卓を蹴り飛ばした。
大きな音が鳴って彼も一瞬怯えた表情を見せたが、効果があったのは10分弱。作戦を失敗しただけでなく、思ったより強く蹴りすぎて、私が足を負傷。
足をひきずっていると、出会う全ての先生に「どうしたんですか?」と声をかけられる。そのたびに事情を説明するという痛みと恥の報いを受けることになった。
子どもを育てるのに、どの子にもよく効く万能の策などない。信頼を勝ち取るためには、ともにすごす一定以上の時間がどうしても必要なのだ。
さて、この写真はツワモノ・ランチ。これまでは遊ぶだけ遊んで食べないというパターンが多かったようだが、そのパターンを容認するわけにはいかないので、何とか完食させた。