ここ数日、何とも言えない出来事が続いて、いつも上機嫌のSaltではあるが、いささか気持ちも落ち込んでいた。何度似たような経験を重ねても悲しみや痛みに慣れることはない。
そういう時に、歯を食いしばって頑張っても限界がある。ギターが気持ちよく弾けると心も穏やかでいられるが、楽器になんぞ触る気もしない時がある。聖書を開く元気もない時もある。しかし、わが助け主は窮地の時には、必ずみことばを思い起こさせてくださる。「あなたがたは心を騒がせてはなりません。神を信じ、またわたしを信じなさい」(ヨハネ14:1)シンプルだが、ずしんと胸に迫った。
この世で生きる以上、様々な場面で心騒ぐことがある。そういう時は必ず厳しい現状や自分の限界を見ている。いろんな条件を自分の経験の数式に入れて、あれこれ計算しているのだ。具体的な対応においてクールな分析や段取りは必要だ。しかし、信仰者にとって最も大事なことはイエスから目を離さないこと。
目に見える現実は何一つ変わらないが、イエスの中に答えがある。目に見えない真実は信仰でしかとらえることは出来ない。