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by lastsalt

法廷で考えたこと


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冤罪が生まれるシステムや人間の心理的背景には興味があり、特に取り調べの可視化に向けて動きには賛成している。狭山事件の石川さんの話も、松本サリン事件の河野さんの話も直接お会いして聴いている。裁判員制度の是非をめぐっても意見はわかれるところだが、私は多少の無理はあっても少しでも市民が司法に関わるのは悪くないと思っている。

そういう興味もあって、今日は仕事で弁護士会館と裁判所へ行き、弁護士、検察官、裁判官の講義と現場の高校教師の授業の研究報告を聴き、さらに実際の裁判を傍聴してきた。

私もかつて住宅問題で企業の顧問弁護士とガチンコ対決したことがある。弁護士の平均的情報処理能力や論理の構成力は決して低くはないが、所詮はルールのある喧嘩なので、法律を全て知らなくても簡単に負けはしないなと感じた。私がエラいのではなく、聖書を知っているということは六法全書など簡単に吹き飛ばす力があるのだ。

裁判が終わった後、裁判長の席に座って法廷を見渡した。実にチャチいセットである。こんなものは
ただのゴッコ遊びにすぎない。しかし、腐り果てたこの世界でさえ、一応こうした手続きを踏んで裁きを行うわけだ、

人が人を裁くのは難しい。個人が自分の受けた不利益に対して個人に復讐することをしないのは、国が罪人に対して罰を与えることを期待しているからである。

私は国の法律と裁判以上に、神の律法と裁きに信頼する。やがて、全ての嘘やごまかしは暴かれ、あらゆることに正しい裁きが行われる。私はただひたすらそのときを待ち望む。それは、私が正しいからではない。私の弁護人はイエスであり、イエスが私の罪を購ってくださったから。

もし、イエスの弁護がなければ私は死刑。しかも、その罪状はかなり重く、この世から消えるだけではつぐないきれるものではないだろう。
by lastsalt | 2011-08-24 23:16